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2012年12月23日(日)

続きである。

<23日>

 朝食の目玉焼きは黄身が殆ど生だったが食べてしまった。卵うまいぞ。

 この日は午前中はよく寝て早めに市内のカフェで昼食を摂り午後からコロンボ市内を走り国立博物館と土産物店をハシゴし、ノリタケ(スリランカに工場がある)のティーカップなども買った。コロンボの街は嘗てのヨーロッパ諸国による統治時代の影響を残し…等とガイドブックには書かれているが、そんなことよりも「インドと違う!」のが驚きである。スリランカのことをあまり知らず、これまでスリランカに行ったことのない日本人(圧倒的多数がそうだろう。僕も今回初めて行ったのであるしだからと言ってスリランカの何を知っている訳でも無いのだが)はスリランカとインドとどう違うのか説明することはできないと思う。

 でもはっきりと違うんである。

 何が違うか。
 まず、家のない人が多分殆どいない。インドはあちこちホームレスだらけ、野良犬ならぬ野良人間状態を最下層に、棒切れでビニールシートを支えているだけの住居(大抵道路脇の歩道にズラーっと並ぶ)にいる人、壁だけはどうにか板で作ってる人、そんな人種が溢れかえっているが、スリランカにはそういう人々が殆どいない。幅わずか1メートルの戸棚を建物外壁に貼り付けるように置いて駄菓子から電気部品から「誰が買うねん」と言いたくなるような品物を商う怪しいおっさんも殆どおらず、店構え、家の構えが大体きちんとしている。街にゴミが落ちて…いない訳じゃないけれどインドより100倍マシ。場所によっては凹凸もあるけれど全般的に道路も歩道も穴ぼこが少なくインド(特にムンバイかな)より余程まともに整備されている。物乞いが寄って来ることもまず無い。クラクションがうるさく鳴ることもなく車のマナーも歩行者も余程マシ。農業国なので大気汚染もあまり無いし。スリランカに対して一般的な日本人が持つイメージはどんなものだろう?特にない?発展途上?危険?…だが少なくとも在ムンバイ(ある説によれば世界一汚い街)の日本人の目には「とても環境が良くて住みやすい国」だと映る。実際には色々と良くない点もあるのかもしれないけれど。

 夜は日本食「日本ばし」である。残念なことにマグロが無い(!)という非常事態だったが全般的に美味しかった。げそ揚げ、焼き鳥(皮の塩焼き)は日本で出しても結構なレベル。ワサビの香りが効いたドレッシングのかかったサラダや茶碗蒸しも美味しかった。


(まだつづく)




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by t-nakanobu2 | 2012-12-30 20:47 | 日記
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