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2012年10月13日(土)

 医者の話を書く。
 最近ウチは医者づいている。先々週だったか、金曜日に娘が皮膚科を受診した。これはまだ書いてないよな。初めての医者通いは英語力が小学生並みのヨメには厳しいということで仕事を定時の1時間ばかり前に切り上げさせてもらって病院へ行った。症状は足の親指の疣である。黒いポッチができている。8月に日本で受診したところ「ウィルス性の疣。治療法は液体窒素で焼くこと。ただし帰国休暇中の完治は無理。なのでインドで受診せよ。症状は英語で書いておく」とのことで「viral wart」とだけ書かれた親切なのか不親切なのか分からんメモをもらって来ていて、こちらで病院行きのタイミングを計っていたんである。総合病院である。日本人学校で英語を教えたりしているインド人女性がいて(K先生と呼ぶ)、彼女の知り合いの外科医がいるという病院である。日本人御用達である。やはり飛び込みよりも誰かの紹介で行く方が待ち時間が少なくて済んだりするようで、このあたりインドはかなりのコネ社会である。
 さてインド人にしては色の白い外科医はとても優しい喋り方をした。

 「(娘に)君はKの友達かい?おお、Kの生徒なのか、ようし、僕とは友達だね。いいかい?」

 絵に描いたようないい先生である。

 ・・・少なくとも会話と態度はね。とヒネた態度で思っていたらその先生は実は外科の腕も良く、後に聞いた話だと以前その先生の手術を受けたある人が日本の某大学病院で症状とインドでの手術内容を説明するとその腕前を絶賛したという。参りました。
 ところで疣はやはり外科の専門外、皮膚科の専門医を受診することをを勧められた。

「(僕に)私の息子も診てもらっている、信頼できる皮膚科医がこの近くで開業しています。紹介状を書きますが今から行きますか?」

 そう言いながら電話もしてくれた。「今から日本人の女の子を一人送るから診てくれないか」それでコンサル料(?)1000ルピーで紹介状を貰い、皮膚科医W医師を尋ねることになった。個人院がいっぱい入ったビルである。受付(名前を書くだけだ)を済ませて待つこと半時間、診察室は3畳間ほどの小さな空間で奥には小さなベッド、合わせてもせいぜい4畳半だろう。薬箱やら何やら散乱していて到底診察室には見えないがそれもインド流なのだろう。医師はルーペで念入りに疣を観察した。僕が日本での受診歴を話すと「見立てはその通りでしょう。ただ窒素で焼く治療は痛みが伴うのと、再発を完全に防ぐのが難しいかもしれないので、薬で治しましょう」ということだった。観察の合間から何から喋りっぱなしの先生で、同じ事を3度も4度も言うから内容はすっかり理解した。深刻な症状ではない。子供に多く見られる。どうやって伝染るか。家での処置の仕方は。できるだけ蒸らして皮膚を柔らかくすること。ほんの少しのコットンを楊枝に巻きつけて少しだけ薬を含ませて・・・大人しいいい子だ、等々。疣の皮膚を少し削り取った(ディスポのナイフだった)がその辺にポイ捨てするし手袋もしないし大丈夫かと思ったが結果は大丈夫だった。薬がまたいい加減で、その場で2種類ほどの液体を混ぜたようなのだが容器もそこらへんに転がっていた小さな茶色いガラス瓶を使うし分量を量るでもない。また薬の臭いがまるで溶剤みたいである。まあモノは試しで1日1回薬を塗布するようにしたところ、1週間で黒いポッチは消えてなくなった。驚きの効き目である。不思議だなー。・・・とこれで2500ルピー。領収書なし、その場で医師自ら現金を受け取ってお終い、だった。

 続いて歯医者である。これも日本人御用達の医師のもとへ先日からヨメが通っている。これは歯を1本ケアするごとに3000ルピーほど取られるようで、結構金を使う。あと数回通わねばならない。余談だがインドでは保険は効かないが矯正する人(金持ちか外国人である)が結構いるようだ。ワイヤーでがっちりやるのは日本で娘がやっていたが、同じ事をインドですると三分の一ぐらいの料金で出来るようだ。さて、僕自身はまだ受診したことはないが、ムンバイ滞在予定のあるこのブログの読者(って殆どいないだろうけど)には、歯医者はあるから大丈夫、と言っておこう。ただし治療は結構乱暴だしなかなかうがいさせてくれなくて困るとか、日本とは違う問題には出くわすようだ。




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by t-nakanobu2 | 2012-10-13 15:18 | 日記
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