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2012年10月7日(日)

 風邪をひいてしんどい。熱は無いが鼻と咽喉と体がだるいのと。家に篭って細々と仕事するものの頭がぼんやりしてしまって駄目だ。

 今日も今日の出来事ではなくこの1週間ほどの間にあったことを思い出しながら書く。こういう状態なのでもう日記とは呼べずこれはほぼ週報ということになってしまうが、今や毎日は書けないので仕方ない。

 家のエアコンが不調とかどっかで水漏れとか、とにかく日本ではふつうこうも立て続けに色々な不具合が発生することは無いだろうということが立て続けに発生するのがインド暮らしである。またその修理に至る過程で感じるストレス。そういうのを毎回のように書いている。このブログを始めた当初は日本で待つ家族と知人同僚にこちらの大変さを伝えようという意図もあったが最近はもういいかな、とも思う。「不満たらたら」ばかりでは面白くもない。ただ、面白いなと思うことがあればそれも書いているし(読んで面白いかどうかは別だが)、取り立てて書く内容を今後意識的に変えていこうというつもりも無い。困るのは何にしろ色々なことが「初めて」の経験ではなくなって行くにつれて書くべきことも少なくなっていくということだ。

 そんな中、初めて経験したことがあるので書いておく。先週日曜日の話である。日印文化祭(そんな名前じゃなかったがご勘弁を)を観ているときに隣に座っていた男性二人連れから挨拶を受けた。最近インドに来られた方なのだがムンバイではなくグジャラートだという。グジャラート州はムンバイのあるマハラシュトラの北西一帯の州で、その州境を超えたあたりの村には今年2月(だったかな)には会社の現地人N君の結婚式のために行ったことがある。ムンバイから3時間ほど北の、こう言っちゃあ失礼だがど田舎だった。そこからおそらくそれほどは遠くない街だろう、日本人など他に誰もいない場所に最近赴任されたという。

 なんとまあ。

 高級店と言ってもマクドナルドとピザ屋だけ、毎週乃至は隔週末毎にムンバイに出てきては食料など買って帰られているようで、これは大変なことだ。ご家族は日本に置いて単身赴任されているというが確かにお子さんをその街(村?)に連れて行くのは厳しいだろう。
 さて文化祭の出し物で子供の出番が終わり、子供をピックアップするため挨拶もそこそこに退出、会場を出て買い物のためフラットの近所のモールに向かい車を降りると、そこでまたそのお二人(Fさん、Yさんと呼ぶ)にお会いした。ムンバイのお店情報など欲しておられるようだったので、持ち歩いていた日本人会婦人部「桜会」製作によるムンバイガイドブックお店編(てな感じの名前)なる冊子を差し上げた。ウチには予備があるので。僕のムンバイ生活上の知識など大したものではない(一番すごいのは奥さん情報だろう)が、それでも最近来られた方よりはいくらか知っていることもある。圧倒的少数である日本人どうし、互いの情報は共有し合うがいいと思う。・・・そのモールのすぐ近くに住んでいる、と僕がいうとFさんは「いい所にお住まいですね!」そうか。何もないよりは恵まれてるんだよなあ。少し不意を衝かれる言葉だった。

 その方と昨日、またお会いした。昨日は日本人学校の学習発表会である。会場のNehru Centreで休憩時間中に声をかけていただいた。先週の文化祭のときに会場で日本人学校の校長先生が「来週の発表会をよろしく。皆さん来てね」と宣伝していたので、おそらくお二人は来られるのではないかと思っていたのだがその通りだった。午前中の催しのために朝5時半に現地を出発なさったとのことで本当にご苦労様なことですとしか言えない。お二人も僕が来ることを予想しておられたようで、なんとしたことか、先週のお礼としてレトルト食品やお酒などをいただいた。いかん。これははっきり言ってもらい過ぎであるが頑として受け取らないわけにも行かず、「ええから」「あかんて」の論争は好きではないのでちゃっかり有難く頂戴した。お酒はなんと焼酎である。インドでは全く手に入らないものだ。こんなものいただいて良かったんだろうか。差し上げた冊子も僕が作ったものでもなく過去の駐在員家族達が受け継いできた共有財産とも言える情報だというのに。

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 これじゃあわらしべ長者状態である。なので次はこの焼酎と何かを交換・・・しませんっ!
 どうもありがとうございます。

 
 さてもう1つある。
 先週このブログへのコメント欄を通じていきなり「会っていただけませんか」と言われた。その人は今回は出張ベースで来印しており今週中でないと時間が無いという。いきなり知らない相手から要望を受けたのでどうしようかと一瞬怯んだがいっちょお試しとばかりに「幸福」を指定しお会いすることにしたのが水曜日である。やって来たのはなんと25歳の青年だった。Aさんと呼ぶ。会社の大変な期待を背負ってインドに来られたが手持ち情報が少なすぎる状態で、かねてからたまーに(?)読んでいたブログ主に会って生活やビジネスについて教えて欲しいとのことだった。

 
 これもなあ。

 僕は人様の教科書になれるような人間ではないので、彼にとって最初にインドで話し込む相手として僕は相応しくないのではないかと思ったが、とりあえず知っていることはお話した。25歳といえば僕はドイツでひたすら取り扱っていた精密機器を分解修理していた頃だ。それが彼は会社の立ち上げスタッフとしてもう一人の方と一緒に奮闘を開始しようとしている。偉いなあ。ただインドで会社を興し仕事を回して行くというのは生半可なことではない。せめて今の現地のビジネスパートナーに最初のうちはよく世話になることをお勧めしておきたい。それにしても会ったこともない僕にコメントを残し実際に会ってしまうバイタリティは若さの特権か。それはある種のパワーであり僕もそれに引き寄せられたのだろう。健闘を祈るし今後も相談を受けたら乗って差し上げたいと思うが、あまり身になる話はできないかもしれない。


 とまあこんな風に、これまでムンバイで人から情報を請われる経験などあまりしたことが無かったのに、1週間に2件もそういうことがあったり社外の知人が増えた。これはこれで大切にしたい経験である。




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by t-nakanobu2 | 2012-10-07 23:35 | 日記
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