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2012年3月17日(土)

 先日トイレの水が止まらないのを修理したことを書いた。
 何につけインドで水まわりというのはトラブルの元であり例えば2ヵ所のトイレがあるフラットで片方の水を流したらもう1ヶ所の方へ逆流(って言うのかどうか知らんが)したなどという話もある。どんな配管なんだ一体。そんなわけで止まらないことぐらいでビビッてはいけないんである。むしろ出ないことの方が余程困るはずだ。
 
 ・・・などとも言っていられないのであった。出過ぎは困る。昨日午後フラットの賃貸契約の面倒を見てくれている我が社財務経理担当のHE氏の元へ我がアパートの管理組合(ソサエティという)から電話があった。HE氏曰く「アナタのフラットでWater Leakageがあったので今日は早めに帰ってソサエティに顔出してください。下の階の住人からクレームが出ているらしいデス」
 大ゴトである。僕の脳裏に壁を這う水道管の1ヶ所に穴が開き水がドボドボと流れ出てあるいはシャーっと噴き出して床を洪水状態にしそれがボタボタと下の14階の天井に滲みだしている光景が目に浮かんだ。先日のトイレの修理が影響しているようだったら不動産屋の怪しいおっさんも呼び付けないといけない。自分のフラットが水浸しになるのも下の階を洪水にするのも嫌だ。実際の現場復旧はもとより責任問題を含め後片付けが果てしなく面倒になること間違いない。定時前だが致し方ない。腹を括って帰宅した。

 ソサエティの前にまずフラットに上がってみる。
 と何も起きていないように見える。
どこも濡れていないし拭いた形跡も無い。漏れているなら元から閉じている可能性があるが水道は普通に出る。トイレも大丈夫そうだ。何なんだこれはと思ってソサエティに降りて行きそこのおっさんに聞いてみた。

「今日電話をもらった。15階1501の者だ。水漏れで下の階からクレームが来たと聞いた」

すると。

「水漏れじゃありません。出が悪いと13階の人からクレームがあって、調節するにはお宅んとこに付いてるバルブで水圧調整しないといけないんで連絡しました」


・・・まっっっっっっっったく人騒がせな。何だそれ。このおっさんが悪いのか我が社のHE氏が間違ったのか。しかしともかく水漏れではないと聞いて激しく安堵(って変な言い方だな)した。

「水道工事屋を今入れますか、それとも明日フラットにいるなら明日にしますが」
とおっさん。

「今できるなら今やってくれ」と言い残してフラットに戻りしばらく待っていたら兄ちゃんがやって来た。「13階からクレームって?」と聞いたら「イングリッシュ、ノー」と言われた。こういうワーカーさんは大抵英語を話さない。さて兄ちゃんは我がフラットのパイプスペースにあるいくつかのバルブを開けたり閉じたり何やら測定しながら調整を始めた。やがて一段落付いたようなのでやっと終わったかと思いつつ念のために我がフラットの水道の蛇口をあちこち捻ってみたところ客間のシャワーが全く出なくなっていた。面倒臭っ。さてこの兄ちゃんにどうやって伝えるか。「ひとり歩きの会話集27ヒンディー語」のページを繰ってみると「泊まる」の章に「お湯が出ないのですが(ガルム・パーニー・ナヒーン・アー・ラハー・ハェー)」というのが有ったが意味がちょっと違うし。ヒンディー語作戦は断念である。言う言葉が通じたとしてもどうせ返される言葉は分からないし。結局バスルームに兄ちゃんを連れて行き水が出ない様子を見せて「ノー・グッド」と言ったら十分だった。その後更に10分ほどかけて微妙に水の出具合を調節し兄ちゃんは去って行った。


 ・・・大したことなくて良かった。

 それぐらいのことで騒ぎなさんなと思ったアナタ。一度実体験してみられるといい。インドの暮らしはこのようなトラブルと共にある。多少慣れてきてはいるがやはりそういう事件どもは不快だし面倒だ。

 ところで今週は1個、plumberという単語は確実に学習した。今週2回もウチに入った職業だ。きっと忘れないだろう。


>パイプスペース
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by t-nakanobu2 | 2012-03-18 14:38 | 日記
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